<写真の風景>と<生花>を構成して描く作風は「時間」「場所」の異なるものを織り交ぜることから始まる。描くうちに重なり合う風景と植物は生成と消滅を繰り返す。その繰り返しのリズムは波や呼吸のように一定のリズムを刻むこともあれば、嵐のように吹き荒れ、引き込まれそうな混沌を奏でることもある。
絵画という視覚表現を通して迷子になった精神。さまようリズムの中でどこに向かい、どこに戻ってくるだろうか。
2018.11.30-12.5 FURYU GALLERY 「 in the air 展」